新・だんずり日記 2006年夏コミ編

急行コミケットトレイン
一応列車番号が9100番なので、この列車は急行として扱われます。
さて、品川駅の大ホールで点呼が行われ、いよいよコミケットトレイン帰り便への乗車が近まった。
我々は高まるテンションを抑えられない。

スタッフに先導されて臨時7番線へ。そして参加証を提示して乗車となる。我々の号車は5号車、ビュフェに最も近い車で
ある。
言い忘れました。
今回乗車するのは、JR西日本が所有するお座敷列車「あすか」。7両編成で両端が展望室。中間4号車がカウンター付
きビュフェである。
私の同部屋は、のなかけいじゅ氏、岡鉄指令氏ら、いつもの面々だ。
恐らく、のなか氏は私が暴れ過ぎない様に監視役として配置されたに違いない。
発車間際には、みつきしちれん氏、篠原氏、そして虹野氏も見送りに訪れた。これは嬉しい!
仕返しに、この日の戦利品や、「どれみ」絡みの人形を窓際に並べて、晒し誘導してみる。前年は「CUT・A・DUSH」の同
人誌なんかも飛び出して凄まじかったが今年も凄い。増してや前々年は、8/15なのに台湾出身者が万歳で見送るとい
う、日本・アジアの遺恨が揉み消された瞬間も見たりした。
岡鉄氏の無線機で車掌氏の無線の発車指示を傍受。ゴトリと「コミケットトレイン」は動き出す。ホームではSF−01の発
車メロディは流れたのだろうか。
今回は局長氏が帰り便に乗られず、氏の説教を聞きたい私達としては少々残念な出発とはなったものの、大阪までの旅
路が始まった。

僭越ながら発車後、5号車の皆さんに訓示させていただいた。
「冬からの8ヶ月間、社会の荒波にもまれながら、よく頑張りました」という内容のものだったのは覚えている。買い専にし
ろ、クリエーターにしろ、苦難の日々だったのは変わりない。
しばらくして、ラウンジカーで開会式。
事情により帰り便での発売となった「萌え弁当」もサッと購入して、ビールをも片手に大騒ぎの準備だ。
代表の開会宣言の後、アニソンOP大合唱となる。この選曲というのがすばらしい。しりとり風に各曲に接点を持たせて、唐
津のサーフィン波の様に次々来る。「天才バカボン」から「ハルヒ」まで、歌いまくり飲みまくる。
惜しむらくは、私OPにこだわらず、「ハルヒ」に関しては「でしょでしょ」じゃなくて「ユカイ」もアリかなと思ったんですが・・・。まぁそれにしても良い映像作品。素晴らしいというと自主制作「あすか」映像なんてまるでビコムみたいだった。清水千晴さ
んにナレーション入れてもらいたい。

小田原では運転停車。コミケ帰りの「ながら」自由席組や親子連れの注目を集める。前回かなりオーバーアクションで、ひ
がみ根性丸出しの人にネット掲示板に文句を書かれた為、今回はこちらからホームへのアプローチはしなかったものの、
逆にホーム側が盛り上がってくれた。
勿論そんな好意的なリアクションには手を振って、そして敬礼で応えるのが我々乗客である。
この時思ったのは、「この列車に乗る人に悪い奴は居ないな」という事だった。
大合唱大会もひと段落するとパブタイムである。
しかしアニソン大合唱なんて、オールドスタイルの楽しみであり、特にオタクにとって非日常のレクリエーションですよね。
最初はあちこちで話をしながらビールをガンガン飲んでいたが、カウンターが手薄だったので、カウンターに入って飲み物
などを出していた。
やっぱりビールなんかが売れていくんですが、果実酒も人気がある。逆に必要かと思ったのは、スポーツドリンク。
飲み疲れた人が、深夜1時を過ぎるとジュースやこれを欲しがるようになるんです。
来年は一箱ばかり差し入れしようかな。
普段飲みなれない人が、周囲のノリに引き込まれて飲んでしまうこともあり、「気が付いたら真っ青になっていました的」に
困った顔してウロウロしている。こんな時は吐いて来させて、そしてジュースかお茶を出すのが礼儀だろう。
お疲れの参加者の肩を揉んであげたら酒とコミケ疲れもあって寝てしまった。

自分も楽しみながらまだまだ飲む。 あんまりな酒豪には、エビスを渡して黙らせる。
レインのコスプレをした女の子委員長を口説いて(?)みる。
それと、超ベテランの人とかなり凄いやり取りをしていたのは覚えている。もう、最終的にはかなり年上なのに「お前」とか
そんなノリ。鶴光のANNの話で意気投合!
3:00も過ぎると眠くなったので5号車に戻って雑魚寝。
自動的にのなか氏がバーテン復帰して、まだまだ4号車の夜は続く。
8月14日
米原を過ぎたあたりで目が覚めた。
スッカリ良い感じで陽が昇っている。まだ線路は複線だったので、まだ草津には着いていない。
早速スタッフの指示でテーブルと座椅子の並べ直しが始まり、寝起きで重い体を引きずりながらも、短い時間で完成した。
ここら辺が同人誌即売会と同じノリである。

沿線にはこの臨時列車でしか走らない「あすか」を撮影しようと、ボチボチ人がカメラを構えている。何を隠そう、この列車
のダイヤは「鉄道ダイヤ情報」誌にしっかりと掲載されているのだ。

草津を過ぎて複々線区間に入り、内側線を走る各駅停車を追い抜きながらラストスパートだ。
京都で数名の参加者を降ろし、いよいよ次は終着の大阪。 ところが、走りとしてはここからが一番面白い。
列車本数が増えて来る為、追い抜く列車の数も増えるし、逆に追い抜かれたりもする。
そして名撮影地、山崎大カーブもあるのだ。

駅という駅に撮影者がごった返し、カメラを向ける。
そして山崎。思ったよりも人は少なかったものの、いるいる!

茨木駅では外側線に運転停車。
ここで、関空特急「はるか」と急行「きたぐに」に追い抜かれるのだ。驚くべき事だが、この茨城駅での運転停車を見越し
て撮影をしている人がひとりだけ居た!ダイヤを算出してこの駅で運転停車をする事を見越しての行為だ!お見事!!
終着駅も近くなると、成員は4号車に終結。新大阪〜大阪にある淀川の橋梁に大挙して手を振る撮影者に手を振り返すた
めだ。
もう、昭和30年代の特急「はと」の乗客と沿線養護施設の院生が互いに手を振り合うという光景(教科書にも載りました)
が目の前で再現されているかのようで・・・。
そして、制限70のポイントを過ぎると、葉月ゆらさんの歌でもお馴染みの観覧車が見え、大阪駅に到着。6:52定時。
スタッフの先導でホームへ、そして階下へと降りる。
しかし、やけに撮影者が盛り上がっているなぁと思ったら、この日の機関車はなんとEF66じゃないですか!!
私はてっきりEF65PFだと思っていましたが、マニア羨望のカマ、ロクロクだったとは・・・・・・・。っていうか、「あすか」の先頭車のマロフって何?ス級じゃなくて、マ級の重さだったのかよう。 (ロっていうのはグリーン車っていう意味です)

階下で閉会宣言の後、解散。別れが惜しい。結局30分ほど別れを惜しみ大会をしてしまった。
新幹線の切符を購入するのなか氏に付き合って、券売機までお供した後、私は次なる旅路へと駒を進める。
この後、ただでは帰らない藤原である。このままサウナでひと風呂浴びた後に「ひかりレールスター」で福岡に戻るという
手もあるだろうが、そうは行かない。なんと特急「スーパーはくと」、そして特急「スーパーまつかぜ」を乗り継いで、そして
仕上げは益田からたそがれ各駅停車に乗り継いで、山陰地方の車窓が嫌というほど味わった。
昨夜の酒も忘れ、ビールとかに寿司でご機嫌一人旅、コミケも楽しみ宴会も楽しみ、そして一人旅も楽しむ。全く欲張りす
ぎだ!
に、してもスーパーはくとのエンジン音は頼もし過ぎる!山陽本線の130キロ走行も凄い音を出していたが、智頭急行
入ってから勾配にかかると更に頼もしい。
鳥取からの「スーパーまつかぜ」も言わずもがなである。こちら120キロ走行だが、やはり直噴エンジンの音は豪快かつ
軽快!更にジョイント音が素晴らしいテンションである。
夏の山陰海岸も終始きらめいて、そして夕方となるといい雰囲気でたそがれて行く。そんな景色をずっと黙って堪能してい
った。夏コミ直前からの緊張もほぐれ、ほんのり心をマッサージする汽車旅である。
今年の夏は本当に充実した。いい本にも出会えたし、いい出会いもあったし、みんなと過ごした時間も楽しかった。
なんか幸せすぎないか・・・。
夏コミ編4
という事で辿り着いたのは、中央区の某居酒屋。石川氏や九十九氏らと軽く談笑しつつ時間は過ぎ、一斉にフルメンバー
が揃った。

この飲み会のメンバーも会を追う毎に豪華となり、もう「何処まで行くんだ!」という感じである。
さらに今回は長崎氏が豪華ゲストを連れて来た!今回名前を出すと人が楽しい思いをしている事を問題視する人のカンに
障るので本当にナイショ。こうなると、「フルスロットル」の最高速度時にニトロをバンバン追加するようなノリだ。
るざりん氏の号令の下、飲み会スタートとなった。
こんなときのお酒は何よりおいしい。年にニ・三回しか味わえない至高の味である。滅多にお話できない面々といろいろな
お話をしつつ、たらふくビールや日本酒を煽る。

ところで、この日の藤原は8ビットの人ではなく、猥歌の人として登録されていた。しかも、自分がどんな歌を歌ったかを覚
えていない。そもそも何故そうなったのか・・・。
ははーん、誰かさんの仕業に違いない。
しかしまぁ一度は露骨なエロゲソングを作詞してみたいという気持ちはある。
それと、今回結構注いで回ったような気がする。

自分も周囲もいつものペース。冷静に話したのでは面白くない話がハイテンションで飛び交う。
私はこのあたりのノリが好きでたまらないし、これだからこそ自分の居場所なんだなと思う。

20:30
いい加減切り上げないと、自分もるざりん氏もずるやん氏もヤバイ。って事で2時間半という時間はあっという間に過ぎてし
まった。この楽しみは冬に取っておこう。そして冬にはさらにバカみたいな話を引っ下げて行こう。
しかしながら、ギリギリまで騒いでしまった。
サマンサ女史に自分も戦利品(の一部)を披露したり、今まで自分が気が付かなかったクセをX−Bee氏に指摘されたり・
・・、どうも、自分は酔うと目に入る看板の文句をナレーションするらしい。

その後みんなと別れて新橋でシャワーを浴び、さらに東海道本線で品川駅へ。
そこには見慣れた顔が勢揃い。今夜の宿は、なんとコミケット団体列車なのだ。
夏コミ編
東ホールを後にして、西ホールに移動。ガラス張りの天井からの日差しがこの上なくすがすがしい。こんな日じゃなかった
らもっと良く感じるのかもしれないが、いい戦果を上げたのも手伝って気持ち良い。

西ホールに入って、局長氏やしろうさぎ氏、武振氏にご挨拶の後、いよいよサークルでの販売、オフェンシブハーフに突入
する。
サークルでブースに入った直後に放った台詞。
前日に虹野氏から頂いた「濡れ煎餅」を手にとって・・・。

せんべいのクセにこんなに濡れやがって、全くこんなにでしょでしょ!じゃねーか!!と何処の平野綾も絶対言わない掛け
声で販売活動に突入した。

直後、よーする氏がつくばエクスプレス缶ビールを差し入れに持ってこられた。思わず即飲みしようかと思ったが、会場内
では飲酒が出来なくなったのでパス。

このまま、荒唐無稽なボケ藤原。
理路整然かつ哲学的・社会的突っ込みbigbros氏という図式で進行する。っていうか、これがウチの形。自分の滅茶苦茶な
話を吸収出来る人などそうそう居てはならないのだ。U-MAZLA氏などあんぐりとして口を挟む気すら起きなくなったかもし
れない。

マイペースかつ確実にCDや本は売れ続ける。もう少しファミコンというキーワードに触れる人 が居ても良いと思ったりもし
たが・・・。
東で疲れた上で西に来ている人も多いので、我々のジャンルは「もう次で良いや」的に思われても仕方ないのだろう。
が、我々はやる。これしかないからだ。 (とは言っても一番ヒットする初日に何とか参加したいとは思っている)

ただ、この日はお客さんより隣のサークルさんの方がノリが良かった。我々のやり取りを物凄く嬉しそうに感じ、そして入り
込んでくれた。我々が隣だった事を感謝されていたが、それはこっちの台詞でもある。また良いお隣さんだ。
次回からは歌手に専念されるそうですが、成功するといいなぁ。

ウチらの戦果というと、全然ダメというワケでない代わりに凄く良かったわけでもない。
純売り上げ4万円程度というものだった。

午後も落ち着いた時刻になって、へっぽこ氏もご来店された。八神健先生の話が出来る数少ない仲間である。

悪い事いわないから「ななか6/17」はご覧下さい。レンタルDVDでも良いから。

15:00を過ぎるとある程度見切りをつけて仮撤収に。そして宅配便の準備などをしていると、来た来たオールスタ ーズ。
FNAGの面々にX−Bee氏、ズラリ今夜の主役が揃って現れた。今夜も楽しくなりそうだ。

15:45には全てを完了させて、即売会ブースで各地の即売会を担う人々にご挨拶。
そして16:00、一斉に拍手が巻き起こり、コミケット3日間の日程全てを終えた。
互いに労をねぎらい、万感の思いに深ける瞬間だ。
そして即売会スペース乾杯儀式の音頭を武振氏に指名され、僭越ながらやらせていただきました。
この後、みんなと一緒に水上バスで・・・と行きたかったんですが、この日水上バスは運休。う〜ん、残念。
ちなみに言っておきますが、水上バスの列待ちの時に、水上バスの乗客に向かってエールを贈りながらハンカチを振ると
いう儀式を最初に始めたのは・・・、私です!本当です!!

この後、るざりん&ずるやんスペースに集合し、今夜の宴の会場に移動する事になった。輝く三角形、帰る人たち、会場の
外でプロモーション活動をしている声優さん(冬コミの時と同じ人)。
ところで、あれだけ多かったニーソ女子も帰る頃になるとほとんど居なくなる。彼女たちは何処に行ってしまったのか?(警
視庁24時のナレーション調で)答えは簡単。脱ぐのである。私は西ホールでニーソを脱いでその足に8×4をぶっ掛けてい
るという興ざめシーンを見たから間違いない。東ホールの「タイツワールド」の売り子女の子は一日中タイツ姿だったという
のに・・・。

移動開始がタイムリーだったのと、花火大会を危惧して参加者が前倒し対応をしていたため、実に簡単にりんかい線に乗
れ、そして京葉線にも乗り移れた。東京あたりに来ても紙袋で同属はすぐにわかる。 そういえば、今回ほど紙袋が溜まっ
たコミケは無かった。 頂き物アリ、絵が良いものアリで捨てられない。

「ドラキュラ」をどの作品から始めたら良いのか論争をしながら、八重洲を闊歩しているといよいよ・・・。
夏コミ編
8月13日 AM6:00
いちごコンプリート」のアラームに起されて、いよいよ我々の出番が来た。
20分後には宿舎を飛び出し、秋葉原駅から東京、そして地下ホームへと降り立つ。
「みどりの光線」の壮大なメロディに送り出されて京葉線快速は時速100キロで爆走。新木場からはりんかい線に乗り換え
て、国際展示場に到着だ。

サークル参加者のみに通る事が許されるビクトリーロードをゆっくりと歩けば、やがて逆三角形が現れた。
周りを見れば、フリフリ女の子がカートを引いてゾロゾロ。この日の女性のニーソ率は高かった。合法的にニーソ女子を見れ
るのもコミケの特徴だろう。
死の階段を上り、いよいよ待ち合わせ場所のオーロラビジョン前に到着した。時刻はぴったり指定時刻7:30である。
このオーロラビジョン。早くもドット抜けを起している。文字インフォが出ている時はまだしも、アニメなんかが流れたりすると
、悪い事もしていないのにキャラに目線が入ったりするのだ。これは早い改善を望みたい。

という事で本日の素敵なパートナーbigbros氏とU-MAZLA氏と一緒にゲートを潜り、西ホールへと侵入。基地を構えた。
今回、段取りも良く、ハイテク機器も揃ってナカナカ最近にないスペースの充実振り。熱い本に、熱いCDを売るにはとても
相応しい場所である。セッティングも8:20には終了し、受付も終了。
しかしながら、ここからの時間が早いのがコミケの特徴で、余裕かまして「自虐寅さん」の主題歌を歌いながらあんぱんとジ
ュースで朝食を取っていたら、あっという間に9:00となった。スペースには、早くもさらしる氏とにっち氏がご挨拶に。

自分も挨拶に出発しつつ、買出しのスタンバイも始めた。
佐々木無宇氏まりかっちさんうさぎにく氏・篠原氏など東大陸の戦地を有する武将たちにご挨拶。
そして同時に気分を盛り上げた。
9;45ともなると、それは最高潮に達する。
この風、この肌触り・・・。まさに戦場。俺ランバラルモードである。
ゲートが開きシャッター列の隔離が始まり、風の臭いが(嫌な)潮風に変わった。いよいよだ。

いよいよ10:00。
戦いが始まった。今回自分は東4ホールスタートを選んだ。壁サークルも島中も東1〜3の数が圧倒的に多かったものの、
あいさつ回りは東4〜6が多かったし、何と言っても絶対に欲しい島中サークルの本が2サークルあった為だ。
同じ島中サークルの人間として、本が売切れたら再販なんてまずやらない事が解るのだ。
まず東4〜6の島中と壁を回り、東1〜3の島中と壁をホールを少しずつ移動しながら埋めて行くという流れである。
この件に関しては前夜まで迷ったものの、後にそれが良かった事を実感した。最初の島中サークルの本は難なくゲットだ
が、シャッターの列が言う事を聞ず、列の流れが思うように流れない。 「走るな」と言っても「止まるな」と言ってもスタッフの
言う事はナカナカ伝わらない。最近はニコニコしながら人に迷惑をかけるのが流行っているのか?意図的に他人に迷惑を
かけつつそれを許容してもらおうという人は大体笑っている。

東4〜6は15分で終了。○急さんの列が速かったのが勝因。 そして本戦東1〜3の島中。これらのホールは開幕直後の
再混戦地帯である。
まずは「ふたご」「マイメロ」島中を縦断。壁を攻めつつ、中大手も絡める。事前のコース取りで無駄な方向転換は無い。基
本的に一筆書きの動き。経験の勝利だ。
とは言っても、人の渋滞はいかんともしがたい。こういった場所で、マナーの良くない人は、人の流れを障害物としか見ない
ので、無機質なものとして扱ってくる。押しのける・蹴っ飛ばすは良くある光景。あまりにも体当たりが酷いので、思いっきり
引きつけて、ひょいとかわしてやった。ずっこけた人は小銭をばら撒く転倒振りだが、混雑ゆえに拾えない。折角買った本も
踏みつけられてしまう。悪い事をすると罰が当たるというものだ。
ちなみに自分はデ○オタの体当たりを正面から受け止めて、その時相手の方が転んだ事もある。

売り切れなどあって、当初予定66サークルだったのが61サークルと減り、最後に並んだのは「ねこま屋」さん。
ここはいつ作っているのか解らない程ショートスパンで次々本を出して来る上に質も悪くない。既存の漫画作品の手法を幅
広く大胆に取り入れつつ、飽きの来ない作品送り出してくる。絵も見栄えが良い。
この列待ちの時間にも収穫はあった。自分と一緒に並んでいた人は、今年大学4年生。昨年来られなかった悔しさを今年
にぶつけているという。朝からシャッターも制して23サークル目、昼からも40は回りたいとの事。
夏コミを存分に楽しみたいから就職も内定決めて、単位も取って万全を期しての夏コミ。彼はオタクの手本と言って良い。
しかもナカナカの好青年、受け答えも元気があって良い。

そんなコミュニケーションも取りつつ午前中で買い物を終え、制限時間が来たところで、買い物終了。サンドイッチまで買え
たから余裕もあったし、何より件の島中の本が面白かった。みつみフォーマットに乗っかっている訳でもないし、強烈に萌え
という事でもないが、漫画を読んだ実感が沸く作品なのだ。こういった掘り出し物に会えるのもコミケの醍醐味だ。
気温は福岡より低いのに圧倒的に湿度が高い東ホールを去る。
生きていれば、またいつか・・・。

遅ればせながら夏コミ編
8月12日
AM5:10起床
ちょっと早く起き過ぎたのか吐き気がしていた。
焼きそばUFOを食べて博多〜福岡空港へ。
売店でさば寿司が目に入ったのでビールと一緒に購入し、機内で早速朝から・・・。
それにしても飛行機は凄い。
1200キロの距離を1時間半で飛ぶのである。
しかし窮屈である。115系のひとり頭のスペースに肘置きという格子で囲われて押し込まれる。リクライニングは嬉しい
が、ゆったりとは出来ない。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」のOPなんかを聴きながら窓際に落ち着き、あっという間の1時間半。羽田に到着した。

9時45分 神田駅ロッカー
一般入場も始まろうかという時刻。神田駅のロッカーに一旦荷物を預ける。秋葉原や東京ではロッカーの需要にその数が
追いついていない。
東京駅でE217系東海道色を撮影した後、いよいよ会場に乗り込む事にした。この日はどんよりだったので水上バスはや
めて京葉線〜りんかい線のリレーで乗り込んだ。

それにしても東京は涼しい。福岡は連日35℃前後の酷暑が続いたため、余計にそう感ずる。
しかしながら、湿度は高いので汗は出てくる。この夏いくらやせるのか。

かぐら氏のスペースにお邪魔する。
シャンデルザンという菓子のロゴ時が一瞬「ツンデレサン」に見えるという事故もあったものの、しばらく楽しくお喋り。
その後、鉄道をズバッと回って、ひび鉄さんにお世話になった。
ここで呼び込みなんかを手伝いつつ、談笑も交えつつ過ごしていた。今回どのサークルも出来のいい作品を送り出していて
、マイナージャンルという立場に甘えた傾向からは脱しているようだった。という事で申し込みには「609」を記入したい
自分が居る。

13時
双月氏と屋上へ。コスプレをバンバン撮影する。
何と言ってもこの日は曇っていたので、逆光というものを気にせず、つまり光源を気にしてレイヤーを引っ張りまわす事無く
撮影が出来た。この日最も輝いていたのは、いかにも郵便局で端末に漬かっていそうなめがねさんメイドである。
その地味さが石炭のような輝きを放ち、どんな美人・モデルっぽい・可愛いレイヤーさんよりも輝いていた。

雨粒が少し落ちて来たので、「じゃそろそろやめましょうか」と、企業ブースに退避。少し買い物をして、西ホールに下りよ
うとしていたら、外の景色が劇的に変化していた。
ナカナカ見られない土砂降りである。そしてその光景は「涼宮ハルヒの(周囲に居る人の)憂鬱」の最終回そのもの。
以前自分がぬかしていた予言は当たった。
このまま水上バス乗り場で杖を振ったなら、海が割れて浜松町まで歩いて帰れたかも知れない。
鉄道ブースに戻った我々。虹野氏たちも随時戻って来て、いつ
ものコミケの鉄道島風景が戻って来た。

ひび鉄さんの本が飛ぶように売れるのを後押ししつつ、JR貨物の機関士様とEF210について、そして次世代入れ換え機
(そうよDE10の後「釜」が作られるのよ)色々お話したり、岡鉄指令氏提供の夏コミ交通情報をリークしていたりした。
落雷で山手線がアウト!続いて東海道本線・小田原〜熱海抑止。
東海道本線に関しては、このまま止まって頂けると翌日のライバルが激減するので応援していたものの、自分のトコの客も減るので中止。

そんなこんなで16:00.例によって三本締めを持って鉄道サークルの夏は終わった。
仕切ったのはモーターマンのオマージュCDを作っていたサークルの代表氏。なんかどこかで見た事があると思ったら、えく しび氏に似ていた。
会場は拍手喝采の渦。
やがてそれが引いたなら、いよいよ明日に向けて物資が会場に運び込まれだした。

三々五々に別れ、自分は双月氏らと共にバスで東京に戻る事にした。

すっかり雨は止み、バスの列は順調に進んでいた。
そこに、見慣れたカラーと表情のバスが現れた。

ファイン?レイン?」そう、ファンの間ではその運用を血眼になって追いかけられている、都内に4本しか存在しないと言われる「ふしぎ星のふたご姫バス」が現れたのだ!
早速撮影しまくる。そして誰かが言い出した。
「このまま並べばこれに乗れますよ!」
よし、ここまで来たらやってやろうじゃないか!こんなチャンスは滅多に無い!
次のバスに繰り越して席を求める軟弱野郎たちを尻目に立席覚悟で我々は乗り込んだ。
ファインとレインに乗ったんだ!
この万感の思いは都バスのマスコットがプーモに見えるほどであり、この日の疲労(疲れてなんか居なかったけど)を吹き飛ばした。

堪能の25分の後、東京駅八重洲口に到着。
この場所がまた撮影に適していたので、普段電車か女の子しか撮らない我々も、慣れないバスを懸命に撮影。
歓喜の後に「ご苦労様」となった。心残りは京浜東北線車内での最後の会話が「DROPS」の戦犯が誰かという話題だった という事か。

私はこの後新宿に向かうが、その前にコミトレ後の大阪から九州までのきっぷを購入する事にした。先に何でもやっていて損は無いからだ。

19:00
場所は新宿随一のリーズナブルな「食堂」である。
ここで、ShiN落合氏と定例会を行う。ゲームとゲーム音楽についての濃厚な会談である。ぶっちゃけ、かなりの人間が振
り落とされ、付いて行くにもかなり困難を極める話題である。
予定を変更して、22:30まで行った。
海鮮定食に付いてくる麺類を「温かいうどん」と頼んだのに「冷たいそば」がやって来るという「どこのノーコンピッチャーですか?」と問いたくなるような逆玉オーダーミスも気にならないくらい楽しく、そして濃かった。
いずれは人数を増やして行いたい会合である。
落合氏には、今回カットを沢山お願いしてしまった。
どうだい、味があるカットでしょう?

22:40
新宿を後にして、既に特別快速が終わっていた中央線で御茶ノ水へ、さらに黄色の総武中央各駅停車で秋葉原へとたどり着く。外神田と秋葉原はまるでカナブンとコガネムシのような関係である。
秋葉原は一般的に千代田区外神田を差す事の方が多いが、自分の宿は台東区秋葉原。そう、正真正銘の秋葉原だ。

ゆったりと湯につかり、クーラーの聞いたロビーでカタログ最終チェックとサークルの段取りのシミュレート。
隣のPCが空いたのでMixiをチェックしていた。
お隣さんまだまだ必死でチェックの様子。おいおい、そんな事家でやって来いよ!なんて言っている自分もこの間5サークルほど増えてしまった。
そして0:00余裕の就寝。コミケ前に6時間も寝れるのだ。
しかし、3:00にそれは打ち破られる。一般列の人間がこぞって部屋を飛び出すために、戸締めの音がうるさい!
イヤ、負けちゃイカン。13・14日を考えるとここは意地でも眠ってやる。

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