自分は先日の地震で、家族の安否に関してやきもきした経験があるので、尼崎脱線事故のご家族が病院を回って身内の安否を確認するという、心身ともに極限まで痛めつけられる苦しみはホンの少しだが覚えがある。
しかし、被害者のご家族が、病院ではなく「尼崎市立体育館に来て下さい!」という連絡を受けた場合、それだけで前記の疲労をはるかにしのぐ衝撃が襲う。
ご家族は勿論だが、事故に遭った当人たちはもっと大変である。気が付けば回りは真っ暗で血だらけの人間がゴロゴロしている。マスコミは地獄絵図と表現していたが、そんなに四字熟語で済まされるほど簡単なものではないはずだ。
尼崎の事故の悲惨な状況は報道されての通りである。JR西日本は全社をあげて被害者やそのご家族に対して誠意を持って償いを行う事だ。そしてその経営責任と管理責任を問われる、そして再発防止に勤めるべきだ。
私はJRの中でも西日本を特に追いかけているファンであるが、かばったりはしない。
しかし、この事故、謎が多い。
マスコミで色々な理屈で原因について考察、推論され、それが電波に乗って手元に届く。中には何か勘違いしているような自称交通評論家がいたりしてますます混乱させられる。
私は鉄道ファンではあるが、専門家ではない。だから原因についてあれこれ勝手に推論してネットに載せることは控える事とする。詳しくは解らないが、知りたい事は多い。こう応えているのだ。
知りたい事・・・・
自分が遅れを出したとはいえ次の列車は大阪止で、新幹線とは接続しないから、それほどあせる必要は無かったのではないか?
JR西日本は停止位置誤りでは事故扱いにならないはずだが、運転士になぜ、そしてどれだけ、その後脱線事故を起こすような精神的圧力がかかったのか?(JR西日本労組のHPに鍵になりそうな事は書いてあった気がするが・・・)
同時に運転士の置かれていた立場、境遇。
非常ブレーキは使用されたのか?
出ていた速度と脱線に至る物理的要因。
なんて事を書いていたら、運転士が3度も処分されていたり、車掌時代に居眠りしていたり、伊丹駅での40メートルオーバーランを8メートルに改ざん報告していたということが明らかに。8メートルじゃ可愛い停止位置誤りだが、40メートルっていうと停車駅通過の事故と言われても仕方が無いわな。なんか起こるべくして起きたともいえるし、同時に凄く嫌な推論が頭をよぎっているんですよ。 |